中国は疑え!
中国に来て、驚いたことがあります。
中国人が中国のあらゆることを信用していないことです。
たとえば、とある企業が装置を売り込んできたとします。
そして、営業文句として
「他のA社ではこんな効果があったんですよ。」
それを聞いて、
日本人なら
「へーそうかあ。でも、うちの会社にも同じくらいの効果有るのかなあ。」と考えるのですが、
中国人は
「へーそうかあ。そもそもA社ってあるのかな。」
あ、そこから疑うのかよ、、、
たとえば、
国の環境の法規制が再来年から始まるとします。
日本人は、
「へーそうかあ。じゃあそれまでに規制を満たすべく設備を設置しないといけないのかあ。コスト上がるなあ。どうしようか」と考えるのですが、
中国人は
「へーそうかあ。
他の中国系の会社がこれやるわけないんだよな。
あきらかにコストがあがるのにやる訳無いでしょ。
国の検査のときだけなんかやってあとは垂れ流しだよ。」
おいおい、国の規制だぞ。と
日本にいると、
誇張やちょっとした騙しなどはあっても、それは一定の範囲の中
皆、インテグリティに反することはしないもの、という前提があります。
しかし、中国にいると、
その前提は疑うべきもの。
「YYYYYさん、ここは中国ですよ。あまり信用しちゃダメですよ」
そんなことを同僚の中国人から言われる毎日です。
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