日本は暴風雨が吹き荒れていたようですが、
大連は快晴。
きもちよい天気に誘われ、旅順まで足を伸ばしてきました。
今回のポイントは、昨年の丹東の反省を生かして代理店は使わないこと。
いかにローカル交通機関を駆使するか。
ということで、
まずは家からチングイとよぶモノレールで大連駅まで行きます。
40分。4元。快適です。
大連駅から旅順駅まではバス。
旅順行きが見つからず、
探している間にローカル旅行屋に往復150元の車をふっかけられてもめげず。
ついに見つけました。
1時間強。7元。普通の高速バス。
ということで、トータル2時間の移動を11元で行くことに成功しました。
が、そのあと旅順にて落とし穴が。
旅順での移動。
よく調べると、203高地やらなんやらへの交通機関は十分でない。
つまりタクシーをチャーターしないと効率的に回れません。
バス停前のタクシーのおっちゃんに聞きます。
俺はこことここに行くんだが、一回りしたらいくらだ?と
「400元」
「え???400元??」
てっきり200元くらいを想定していただけに、
あっけにとられたものの値段交渉。
が、結局350元にしかならず。
これまで10元とかでがんばってきたのがばからしくなる値段でしたが、それで手をうち、旅順をぐるぐる回ることとしました。
そこからは以下の4つを回りました。約3時間半かけて。
①203高地
日露戦争での最大激戦地
ここを奪ったことで日本軍は旅順港にいるロシア海軍を殲滅できました。
日本軍17000人がここで亡くなったとか。
写真は、203高地から見える旅順港
「そこから旅順港は見えるか」「見えます、丸見えであります」
②水師営
乃木希典とステッセル会見の地
③東鶏冠山
ロシア側の要塞跡
塹壕が残っています。
ここでも日本軍は何度も全滅を繰り返したそうです。
④白玉山塔
戦争終結後に日本軍慰霊のために建てた塔
タクシーの運ちゃんも言ってましたが特に何かがあるわけではありません。
ちょっとした慰霊碑、砲台跡、堡塁跡
そして旅順港の眺め
しかし、その裏にある歴史を考えると、見えてくるものがたくさんある、そんな街でした。
坂の上の雲やネットを通じていろいろな情報を見てきたわけですが、
知れば知るほどこの旅順を味わえるわけですね。
私は青い空のもとロシア軍の気持ちになってみたり、日本軍の気持ちになってみたりで終わってしまいましたが、
まだまだ行く機会はあると思うのでもう少し勉強してみようかと思います。
ところで、
旅順
3年前まで日本人はかなり来場が制限されていました。
なぜかというと、軍港があるから。
で、白玉山塔から旅順港を前にしつつ右を見ると…
軍港が見えるではないですか。
写真撮ったら捕まるのか、、なんて思ったり。
皆様ぜひぜひ観光へどうぞ。

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