2011年11月19日土曜日

大連での家探し

大連に冬が来ました。
朝の気温は氷点下。

ユニクロヒートテックを身にまとい、
ダウンジャケットを羽織ってます。
それでもマンションの間を吹き抜ける風は身を凍えさせます。
まだ11月。
これから生きて行けるのでしょうか。

ただ、大連のいいところは、暖房。
マンションに暖気という市が供給している暖房が常時ついています
なので、部屋の中はいつもTシャツ。

一方で、外に出るまで温度がわからず。
出てから部屋に戻るのは面倒な訳で。
突然寒くなった昨日は本当に死ぬかと思いました。

そんな今日は大連の、というか中国の不動産のお話。

中国在住の人には当たり前のことをたんたんと。

こっちで家を借りるとき、
日本と一つ違うことがあります。

それは、家具がついていること。

そして、これが大家によってこれでもか、というくらい違います。

日本であれば、
部屋の間取りと環境さえわかれば、
それこそ中を見なくても決めようと思えば決められます。

しかし、こっちでそれをやろうとすると、
ちょっとリスクがあります。

まず、部屋に入った瞬間に、この部屋ダメ、となりえます。
というのも、部屋の家具の雰囲気が中華風だったりすると肌に合わない訳です。

具体的な家具の違いを挙げるとすると
例えばバスタブ。
部屋によってあったり無かったり。
そしてあったとしても、木のどうしても使えなそうなものがもあれ
ジェットバス付きの部屋もあります。

クーラーが一部屋にしかついていなかったり。
ベッドがやたら固かったり。

さらには時々全くセンスが理解できないものが現れます。

なぜか寝室にでっかいかわいいとはいえない子供の写真が飾ってあったり。
ベッドが円形だったり。
青、赤、緑、と色が変わるライトがついていたり。

実際に部屋に行って、細かいところを見ておかないと、
後で後悔する訳です。

また、部屋を借りる前に大家と交渉することができます。
「あの固いベッドを柔らかくしてくれ」
「加湿器つけてくれ」
「本棚つけてくれ」
ーそのかわり家賃を上げてもいいからー

そんなわけで、いい大家に巡り会えるかもキーです。

変な大家に遭遇した場合、
部屋を出るときにいいがかりをつけられてお金を請求されたり。
私の前任者が正にはまってました。

そんな色々をこの2ヶ月で経験しました。

ミーハーな私は最終的に家具や内装でなく、眺望を選択。

せっかく海外にいるんだし、
日本ではすまないようなところに住んだろう、と。

そのぶん、家具は少ない。
内装もちょっと適当。
よくよく部屋の隅を見ると、はめ込みの板が外れかけていたり。

なかなか面白いです。

0 件のコメント:

コメントを投稿