2011年11月22日火曜日

日本飛ばし


この週末は友達の結婚式に出席すべく日本へ帰ってきた。
その行きの機内
たまたま隣にすわった白人の50前後のおじさま(ボブ)がやたら笑顔で話しかけてきたので、
ちょっとおしゃべりをした。


俺「大連には仕事ですか?」
ボ「いや、妻が大連にいるんだよ。」
俺「え?そうなんですかあ。中国の方なんですね。」

ボ「写真見るか?」
俺「もちろんみせてください!!」
ボ「これだよ」

ここでいきなり写真を見せられた。
よほど自慢したいのだろう。
そして、想定していたけど最初の驚きを味わうことになる。

俺「うわ、お若いですね。おいくつなんですか?」
ボ「26だよ。」

26である。ならんでいる姿は親子にしか見えない。

俺「お帰りは一人なんですか?
ボ「あーまだビザが取れてなくてねえ。」
俺「あー結婚して間もないんですね、どうやって知り合ったんですか?」

ボ「インターネットでね。」

中国人とアメリカ人が、ネットで知り合って結婚する時代なのだ。

俺「彼女は英語は堪能なんですね。」

ボ「いやーそれがなかなか口では伝わらないんだよねえ。
だからそういうときは筆談するんだよ。」

俺「これまで何回会ったんですか?」

ボ「2回」

ボ「いやー違う文化っていうのはいいねえ
べらべらぺらぺら…
(3分くらいしゃべりっぱなし)
(幸せオーラ満開)


俺「?????」

ネットで知り合った25個くらい下の遥か異国の女性、
たった2回しか実際には会っていない。
そして、コミュニケーションが十分とれない。

それでも結婚する時代。

正直ベースで言うと、
「おい、おっさん、若い中国のお姉ちゃんにだまされてないか?」
といいたかった。

が、しかし、あれだけ幸せならいいのかもしれない。

これまでは、日本人男性が、中国の小姐と実際に会い、
愛を育み結婚してきたわけだが、

ネットで欧米人と知り合える昨今。

中国人の狙いも欧米人へとかわっていくこともあるのだろうか。

中国人留学生が最近日本に興味を無くして、
日本飛ばしが起こっているらしいが、

男女の世の中でも日本飛ばしがすすみうるんじゃないか、
ちょっと論理を飛躍させつつ、そんな気もした行きの機内であった



2011年11月19日土曜日

大連のゴルフ事情


日本人のアジア赴任につきものと言えば

ゴルフ

ということで私もこちら大連でゴルフ三昧です。

私がよくいくのが

金石灘(ジンシータン)

まず、気になるお値段ですが、正直安くないです。

日本の平日の埼玉県ってとこですね。

でもコース自体はとてもきれい。



もちろんキャディー付き。
おじさまたち(自分はまだ含まれていないつもり…)はきれいなキャディーがつくのも楽しみらしいです(笑)
キャディーへ払うチップが最近インフレしているというのが
先輩がたの悩みだとか。

距離は長く、グリーン周りもなかなかトリッキー。
ちょこっと右に打ってしまったら海、、、なんてことばかり。

ということで私のスコアは日本+10ってとこです。

こんな超打下ろしのパー3(AWを短くもつくらいでちょうどいい)も。




一度川奈の大島コースでゴルフをしたことがありますが、
気持ちよさは似ている気がします。


ということで楽しい大連ゴルフですが、難点は冬。
私も10月末をもってお休みしています。
だって寒いから…

次にやるのは3月。

次シーズンは大連で100を切りたい!



大連での家探し

大連に冬が来ました。
朝の気温は氷点下。

ユニクロヒートテックを身にまとい、
ダウンジャケットを羽織ってます。
それでもマンションの間を吹き抜ける風は身を凍えさせます。
まだ11月。
これから生きて行けるのでしょうか。

ただ、大連のいいところは、暖房。
マンションに暖気という市が供給している暖房が常時ついています
なので、部屋の中はいつもTシャツ。

一方で、外に出るまで温度がわからず。
出てから部屋に戻るのは面倒な訳で。
突然寒くなった昨日は本当に死ぬかと思いました。

そんな今日は大連の、というか中国の不動産のお話。

中国在住の人には当たり前のことをたんたんと。

こっちで家を借りるとき、
日本と一つ違うことがあります。

それは、家具がついていること。

そして、これが大家によってこれでもか、というくらい違います。

日本であれば、
部屋の間取りと環境さえわかれば、
それこそ中を見なくても決めようと思えば決められます。

しかし、こっちでそれをやろうとすると、
ちょっとリスクがあります。

まず、部屋に入った瞬間に、この部屋ダメ、となりえます。
というのも、部屋の家具の雰囲気が中華風だったりすると肌に合わない訳です。

具体的な家具の違いを挙げるとすると
例えばバスタブ。
部屋によってあったり無かったり。
そしてあったとしても、木のどうしても使えなそうなものがもあれ
ジェットバス付きの部屋もあります。

クーラーが一部屋にしかついていなかったり。
ベッドがやたら固かったり。

さらには時々全くセンスが理解できないものが現れます。

なぜか寝室にでっかいかわいいとはいえない子供の写真が飾ってあったり。
ベッドが円形だったり。
青、赤、緑、と色が変わるライトがついていたり。

実際に部屋に行って、細かいところを見ておかないと、
後で後悔する訳です。

また、部屋を借りる前に大家と交渉することができます。
「あの固いベッドを柔らかくしてくれ」
「加湿器つけてくれ」
「本棚つけてくれ」
ーそのかわり家賃を上げてもいいからー

そんなわけで、いい大家に巡り会えるかもキーです。

変な大家に遭遇した場合、
部屋を出るときにいいがかりをつけられてお金を請求されたり。
私の前任者が正にはまってました。

そんな色々をこの2ヶ月で経験しました。

ミーハーな私は最終的に家具や内装でなく、眺望を選択。

せっかく海外にいるんだし、
日本ではすまないようなところに住んだろう、と。

そのぶん、家具は少ない。
内装もちょっと適当。
よくよく部屋の隅を見ると、はめ込みの板が外れかけていたり。

なかなか面白いです。

2011年11月12日土曜日

独身記念日

昨日は2011/11/11

中国の11/11は光棍節といい、別名「独身記念日」
独身ものがあつまってパーティーとかをする日だそうです。

決して昔からあったわけではなく、20年くらい前に南京の学生が勝手に始めたのが中国全土に広まったとか。

中国人に
「今日は君の日だねえ」と言われる始末。
なんか貰えるのか?と聞いたら、
「いや、俺が何かあげても意味ないだろ、今日はがんばれよ」みたいな。

最近ローカル社員から、独身をやたらとネタにされる。
中国語学校に通い始めた、と言えば「先生は若いのか?彼女にするにはどうだ?」
日本の友達の結婚式で帰る、と言えば「週末こっちのことは全く考えなくていいぞ。やるべきことは一つだけだ」と。

完全にいじられまくり。

大連のような地方都市で、同い年で独身ってほとんどいない
彼らからしたらとても不思議なようだ。