この週末は友達の結婚式に出席すべく日本へ帰ってきた。
その行きの機内
たまたま隣にすわった白人の50前後のおじさま(ボブ)がやたら
ちょっとおしゃべりをした。
俺「大連には仕事ですか?」
ボ「いや、妻が大連にいるんだよ。」
俺「え?そうなんですかあ。中国の方なんですね。」
ボ「写真見るか?」
俺「もちろんみせてください!!」
ボ「これだよ」
ここでいきなり写真を見せられた。
よほど自慢したいのだろう。
そして、想定していたけど最初の驚きを味わうことになる。
俺「うわ、お若いですね。おいくつなんですか?」
ボ「26だよ。」
26である。ならんでいる姿は親子にしか見えない。
俺「お帰りは一人なんですか?
ボ「あーまだビザが取れてなくてねえ。」
俺「あー結婚して間もないんですね、どうやって知り合ったんです
ボ「インターネットでね。」
中国人とアメリカ人が、ネットで知り合って結婚する時代なのだ。
俺「彼女は英語は堪能なんですね。」
ボ「いやーそれがなかなか口では伝わらないんだよねえ。
だからそういうときは筆談するんだよ。」
俺「これまで何回会ったんですか?」
ボ「2回」
ボ「いやー違う文化っていうのはいいねえ
べらべらぺらぺら…
(3分くらいしゃべりっぱなし)
(幸せオーラ満開)
」
俺「?????」
ネットで知り合った25個くらい下の遥か異国の女性、
たった2回しか実際には会っていない。
そして、コミュニケーションが十分とれない。
それでも結婚する時代。
正直ベースで言うと、
「おい、おっさん、若い中国のお姉ちゃんにだまされてないか?」
といいたかった。
が、しかし、あれだけ幸せならいいのかもしれない。
これまでは、日本人男性が、中国の小姐と実際に会い、
愛を育み結婚してきたわけだが、
ネットで欧米人と知り合える昨今。
中国人の狙いも欧米人へとかわっていくこともあるのだろうか。
中国人留学生が最近日本に興味を無くして、
日本飛ばしが起こっているらしいが、
男女の世の中でも日本飛ばしがすすみうるんじゃないか、
ちょっと論理を飛躍させつつ、そんな気もした行きの機内であった