2011年10月30日日曜日

大連で無洗米







昨日ついに自炊を開始した。

そのために必要なものはやはり「米」

近所のデパートに米を買いに行った。

買ったものはひとめぼれ 2.5kgで500円くらい。

うーん安い。

そして裏を見ていたら、、


無洗米?

日本ではほぼ無洗米ユーザーの私。

中国にもついに無洗米の波が!!とぬかよろこびしたのもつかのま

よく見ると、下には「洗米」のプロセスが図示されている…

どーいうこっちゃ…




ということで昨日もあやうく中国マジックにやられそうになった。

おそらくどこかの日本のヒトメボレの広告をぱくってきたのだろう
そして運悪く無洗米をパクってしまったのだろう。
かわいそうな中国メーカー

こういうのがあると、
そもそもヒトメボレなのだろうか…?と一瞬頭をよぎるが、
安いし、米には違いないから
素直に洗って炊いてやった。

そしてうまかった。

やはり美味しい白米と納豆とみそ汁さえあれば幸せである。


2011年10月9日日曜日

丹東旅行2011/10

国慶節直前の我が職場。
俺「あー仕事なんとかなりそうだなあ、国慶節時間あるなあ」
後輩「たしかにそうですねえ。俺どこか行きたいんですよね」
俺「うーんそうだなあ…北朝鮮」

の一言であっさり決まったツアー

行き先は丹東



大連から東へ数百キロ。北朝鮮との国境の街です。




ローカルからは、「丹東なんてブハオカン、ブハオワール」(美しくもないし、面白くもない)と断言されながらも、

「北朝鮮を中国側から見てみよう」というただの興味本位で断行。

日帰り弾丸ツアーで行って参りました。

とは言っても、行き方はよくわからず。

蘇州時代は一人でわけわからずバスにのって、
わけもわからず現地の人と飯をくったりした私も、
大連ではなんとなくチキン。

ということで、日本人向け旅行会社へ。
そしたらあらまあ高いこと。高いこと。

どんだけぼったくってんだよ!みたいな。

しかし、めんどくさがり、
かつ中国独身貴族の私と後輩は
「ま、いっか」で完全お任せとしました。

交通は、大連から車で約3時間半。

朝7時に出発し、
途中2度ほどのトイレ休憩を挟みつつ。
ついたらひとまず昼飯。

すぐそこが朝鮮、ということで韓国料理。
つめたいビビンパ。
うーんまずい。



まあ目的は飯ではないので、
いざ北朝鮮を見るべく川岸へ。




中朝を隔てる川の名前は鴨緑江。
日露戦争ではこの川をわたって日本軍はロシアへと進撃。
鴨緑江会戦として有名です。

また、朝鮮戦争では中国が北朝鮮を支援すべく、この川をわたって行きます。

日露戦争の後、日本はこの川に橋を架けます。
それが鴨緑江橋梁。








しかしその橋を通じて兵站などが供給されるのを阻害するため、
朝鮮戦争で西側諸国はその橋を破壊します。

その破壊された橋が鴨緑江断橋としてあるのが丹東です。

川についてからは
遊覧船に乗り換え、十数メートルのところまで近づきます。
あちら側には北朝鮮のひとがいて、手を振ったり。


















観覧車なんかもあったりします。










おー観覧車あるんですねえ。なんて言ってたらガイドさんが
「あの観覧車は一回もまわったことがないんですよー」
「北朝鮮は観覧車もあって楽しいとこだよ、というのを中国側に見せるためにあるんです。」

おどろきのイメージ戦略をもつ北朝鮮。

とはいっても、
どう考えても北朝鮮の人からしたら明らかに違う国が数十メートル先にあるという現実。
夜はきらびやかにライトアップされる中国側。
昼間にはなぜか近くをぐるぐるまわる船があり、
その中の人が双眼鏡でこちらを覗いてくる。

北朝鮮の人々は何を思い、何を考えているのでしょうか。

そんな遊覧船ツアーを終え、
続いてその鴨緑江断橋を行けるだけ行き、
近くの公園をちらっとみて、
さー帰宅、

…ん? まだ2時だよ。

丹東滞在3時間半…?

これでこの値段?

さすがの私たちもあっけにとられました。

みなさんお金は大切に。

丹東は、大連から高速バスを使えば、
様々なチケット込みで
日帰りで3000円程度で行けます。
(僕らは…その5倍くらい払ってます)


2011年10月6日木曜日

大連のハイキングスポット 大黒山


国慶節のとある一日。
先輩に誘われ、大黒山という大連開発区のハイキングスポットに行ってきました。

気分は高尾山って感じです。

開発区なら、TAXIで20分も走れば入口に着きます。
もちろん流しているTAXIなどないところなので、帰りの車もしっかり呼んでおきましょう。

入り口には日本語の看板も有ります。



坂はあまりきつくありません。
ふと振り返ればこんな気持ちのいい空。



坂道をてくてくあるくこと1時間ちょっと。
頂上ではないですが、建物があります。




何の建物だったのでしょうか…?


眺めは絶景。




さらに上もあるようですが、この日はこれで下山。

暑くもなく寒くもなく。
最高の一日でした。

大連の空はとってもきれいです。
ふと仕事でいきづまったときに窓の外からみえた遠くの山に
ちょこっと感動したこともあります。

蘇州から帰った直後、久しぶりの日本の空に、
「あれ、空ってこんなに大きかったっけ?」
とつぶやいた自分ですが、
大連ではそんな思いをしなくてすみそうです。