2012年6月16日土曜日

中国とEURO2012


今週 ユーロ2012が盛り上がってますが、
ユーラシア大陸の東端である中国での人気もなかなかです。

今週のミーティングでは、
中国人工場長より、
「今週はサッカーがあって、若者とかが徹夜して見ていると思うから
寝不足になっていないか注意してみてくれな」と。
そんなコメントがでてくるくらい。

中国語学校でも、普通のスポーツとか興味なさそうな先生が、
メッシだのバルサだの、なんだのとヨーロッパのサッカーの話題を出してきます。

一方で、
中国国内リーグの話題で盛り上がっているのを見ることはありません。

不思議だなあと思ってたのですが、

似た事例がありました@日本

そういえば、日本のバスケ界も、
NBAは盛り上がっているけど、
日本リーグは盛り上がってないですよね。

ハイレベルなものがあるとそちらに流れるのは万国共通なんですね。

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2012年6月2日土曜日

西安旅行こぼれ話 西安価格




ところで、
西安

観光料金がきわめて高いです。
(以下詳細価格は覚えては無いのですがだいたいのイメージ。
元をざっくりと円に換算)

例えば兵馬俑と始皇帝陵
バスがつくのが駐車場。
兵馬俑近くまでいくのに200円の車に乗車。
さらに入場料が2000円
そこから始皇帝陵までバスで数百円

華山
車が着くのが駐車場。
そこからロープウェイにのって途中まで。
そこで1000円強。
華山の途中まで2000円
さらに上に登るには1000円強。

日本的感覚でぎりぎり受け入れられる程度。
中国の人にとって物価が約5倍と考えると…
高過ぎです。
(一緒に行った中国人はたかいたかいと言い続けてました)

それでもたくさんの観光客であふれています。

日本に来て色々ものを買って行くように、
中国国内でも各地へ観光し、そして使う。
中国人の消費意欲、観光意欲。
そしてそれを利用して高い値段を設定する観光地側。
そんな微妙なバランスを感じた西安でした。


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西安旅行



先週の土日

西安に行ってきました。

西安、昔の名を長安といい周の時代から都として栄えた街です。

そんな歴史的な観光地に、会社の人々とふらふらーっと一泊二日。


今回は会社の中国人も一緒。
ということで車の手配から何から何まですべて彼ら任せ。
それはそれは楽な旅でした。

飛行機にて到着後ふと周りを見ると、
欧米人がたくさんいます。
西安と言うのは昔はシルクロードの起点ですが、
今もヨーロッパとを結ぶHUBになっているようです。
まず兵馬俑へと向かいます。

兵馬俑とは、
紀元前2世紀。秦の始皇帝が亡くなった際に、
秦の始皇帝が寂しくないように、そしてあの世でも守られるように兵や馬を模した像を造って、墓の周りに並べたのだとか。

その発掘された一部が公開されているのですが、
その兵や馬がぎっしりと並んでいる姿は壮観。
その一方で、なんかおもちゃのようにも見える土偶。
ちょっと変な気もしました。

今発掘作業は止まっているそうです。
その像の彩色が空気に触れるとすぐ酸化してしまうため、
その酸化を防ぐ技術ができてからということで。
そんな技術は何年後できるのでしょうか。
そして、この地面の下にはどれだけ眠ってるんでしょうか。

独裁者の権力とその歴史に思いを馳せつつ、





続いて
楊貴妃が入ったと言われるお風呂へ。

うーん。
ただのお風呂。

今のスーパー銭湯も間違った歴史が伝われば、1000年後に、
こんな感じだなあ、なんていうしょうもないことを考えてしまうような代物でした。










ぱっと夜を越え、二日目は趣向を変え、山登りへと向かいました。
西安から車で1時間半。

中国奇険天下第一山 華山

危険ではなく奇険。

危険ではありますが、それとともに、奇妙にきりたった険しい山。

一枚岩の花崗岩でできた山だそうです。

そこで、話題に。
花崗岩って何?
中学受験のときに勉強したのですが、
完全に忘れました。

帰ってからNetで調べると、
深成岩「マグマがゆっくりと冷やされてできたもの」
ついでにその対義語は火山岩。

あーそんなのあったな、と。

話はずれましたが

その花崗岩が隆起し、切り立った山が形成されています。

写真みたいにひもをつかんで登って行くところもあるらしいのですが、
もちろんそんなところへは行かず。

とはいえ、通常の山登りルートもかなりの急勾配。
ちょっとだけたのしみつつ、平和に帰ってきました。

山のきれいな空気にいやされて、となるのかと思ってましたが、
観光客だらけ + 色々な匂いあり 
ということでそのようなことにはなりませんでした。

ただ、絶壁には目を奪われ、気持ちいい日曜日でした。

そんな感じで終わった西安1泊2日。

さて、次はどこへ行こうか。
中国国内まだまだ行きたいところであふれております。



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