先週の土日
西安に行ってきました。
西安、昔の名を長安といい周の時代から都として栄えた街です。
そんな歴史的な観光地に、会社の人々とふらふらーっと一泊二日。
今回は会社の中国人も一緒。
ということで車の手配から何から何まですべて彼ら任せ。
それはそれは楽な旅でした。
飛行機にて到着後ふと周りを見ると、
欧米人がたくさんいます。
西安と言うのは昔はシルクロードの起点ですが、
今もヨーロッパとを結ぶHUBになっているようです。
まず兵馬俑へと向かいます。
兵馬俑とは、
紀元前2世紀。秦の始皇帝が亡くなった際に、
秦の始皇帝が寂しくないように、そしてあの世でも守られるように兵や馬を模した像を造って、墓の周りに並べたのだとか。
その発掘された一部が公開されているのですが、
その兵や馬がぎっしりと並んでいる姿は壮観。
その一方で、なんかおもちゃのようにも見える土偶。
ちょっと変な気もしました。
今発掘作業は止まっているそうです。
その像の彩色が空気に触れるとすぐ酸化してしまうため、
その酸化を防ぐ技術ができてからということで。
そんな技術は何年後できるのでしょうか。
そして、この地面の下にはどれだけ眠ってるんでしょうか。
独裁者の権力とその歴史に思いを馳せつつ、
続いて
楊貴妃が入ったと言われるお風呂へ。
うーん。
ただのお風呂。
今のスーパー銭湯も間違った歴史が伝われば、1000年後に、
こんな感じだなあ、なんていうしょうもないことを考えてしまうような代物でした。

ぱっと夜を越え、二日目は趣向を変え、山登りへと向かいました。
西安から車で1時間半。
中国奇険天下第一山 華山
危険ではなく奇険。
危険ではありますが、それとともに、奇妙にきりたった険しい山。
一枚岩の花崗岩でできた山だそうです。
そこで、話題に。
花崗岩って何?
中学受験のときに勉強したのですが、
完全に忘れました。

帰ってからNetで調べると、
深成岩「マグマがゆっくりと冷やされてできたもの」
ついでにその対義語は火山岩。
あーそんなのあったな、と。
話はずれましたが
その花崗岩が隆起し、切り立った山が形成されています。
写真みたいにひもをつかんで登って行くところもあるらしいのですが、
もちろんそんなところへは行かず。
とはいえ、通常の山登りルートもかなりの急勾配。
ちょっとだけたのしみつつ、平和に帰ってきました。
山のきれいな空気にいやされて、となるのかと思ってましたが、
観光客だらけ + 色々な匂いあり
ということでそのようなことにはなりませんでした。
ただ、絶壁には目を奪われ、気持ちいい日曜日でした。
そんな感じで終わった西安1泊2日。
さて、次はどこへ行こうか。
中国国内まだまだ行きたいところであふれております。
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